「これは湯の花なの?」
お風呂のお湯を流した後、こう疑問に思う方がいます。
浴槽の底に、麦飯石入浴剤が溶けずに残るからです。
もちろん湯の花ではありません。
お湯を抜くと、浴槽の底に溶けなかった麦飯石入浴
剤が残る。これは湯の花ではない。
「湯の花を作る素になるモノ」
それが麦飯石入浴剤です。
実際に湯の花を作るわけではありません。
が、こう考えると、湯の花と麦飯石入浴剤の違いがよく分かります。
具体的に説明しましょう。
温泉のお湯には、
地中にある天然鉱石から溶け出したミネラル成分が含まれています。
湯の花は、この温泉のお湯が、地中から湧き出る時に作られるモノです。
温泉のお湯は、高温で地中から湧き出します。
この時、温度差による冷却等により、それまでお湯に溶けていた成分の一部が、個体になって沈殿します。
この沈殿したモノが湯の花です。
つまり、「湯の花を作る素」とは、天然鉱石なのです。
麦飯石入浴剤は、天然鉱石そのものです。
麦飯石という天然鉱石を、細かな微粒子にしたモノです。
麦飯石入浴剤をお湯に入れると、ミネラル成分が溶け出します。
温泉のお湯と同じですね。
ただし、ここからが温泉と違います。
麦飯石入浴剤のお湯では、湯の花はできません。
麦飯石入浴剤のお湯は、
一度お湯に溶けた成分が個体になることはないからです。
ですから、実際に湯の花を作るわけではありません。
しかし、仕組み・位置づけとしては、温泉における「湯の花を作る素になるモノ」と同じなのです。


